大阪府(八尾市/泉大津市)の2ヶ所の老人ホームの元社員3人が、
参議院選挙の不在者投票において、入居者になりすますなどして不正に投票を行った事実が発覚しました。
公職選挙法違反(投票用紙を偽造した)の疑いで、警察から書類送検されたというニュースの気になることについて調べてまとめました。
ニュースのポイント
- 2025年7月の参院選
- 大阪府の老人ホーム2施設
- 元エリアマネジャー(30代男性)ら施設関係者3人
- 公職選挙法違反(投票偽造)の容疑で書類送検
- 入所者35人分の不在者投票用紙を使い、本人らに無断で投票。
大阪老人ホーム不正投票!施設はどこ?
元エリアマネジャーは「HIBISU八尾」と「HIBISU泉大津」両方の管理者でした。
- 「ハイビス八尾」の事務員(20歳女性)
- 「ハイビス泉大津」の施設長(20歳女性)
この3人が共謀し、施設入所者35人分もの不正投票を行ったとされています。
ハイビスは、大阪府内などで福祉事業を幅広く運営している会社で、
府内で15施設の老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅のなど介護施設を運営しています。

35人という人数は、投票偽造容疑事件としては異例の規模とみられていますが….これは氷山の一角のような気がしています。
運営会社は、会社としての関与を否定し、「元従業員ら個人の行為」との認識を示しています。
不在者投票は、選挙当日に投票所に行けない人のための制度で、老人ホームも指定施設として認められており、施設長などが管理者となっていました。
大阪老人ホーム不正投票!どの政党で誰に投票?
老人ホームの35人かたり不在者投票、容疑の施設長ら男女3人書類送検…参院比例で自民候補にhttps://t.co/XIrwkIsGth#ニュース
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) October 17, 2025
自民党比例代表候補・斉藤正行氏の名前を無断で記入した不在者投票を行った疑いが持たれているとの報道があり、斉藤氏の後援会は関与を否定しているということでした。
自民党の高市さんと、維新の吉村さんが連立に向けて話をした際に「自民との連立の”絶対条件”は国会議員の定数削減」と明言され注目を集めていました。
「比例代表」とは、タイムリーな話題ですね。
個人の不正行為で簡単に収束させるのではなく、本当に政治団体や会社からの圧力がなかったのかしっかり調べて欲しいですね。
こうした不正が簡単にできる投票制度の見直しは以前から言われていますよね。

民主主義の根幹に関わることなのに、改善をしようとしないことそのものに不信感が募ってしまいます(*´Д`)
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