
「ある日突然、自分の銀行口座からお金がすべてなくなっていたらどれほどの衝撃を受けるでしょうか?」
私がこの事例を知ったのは、被害に遭った方のXの投稿でした。
自分事と思うと、今回の被害者の方の様に、冷静に対応できる自信がないので、経緯をしっかり見ておきたいと思いました。
もし同じような被害に遭った時に参考にしたいと思っています。
経緯まとめ!京都市役所 同姓同名別人の口座差し押さえがヤバい理由とは?


経緯の説明と一緒に、ヤバい理由はわかりやすく赤字にしました!
10月27日 被害者Aさん投稿
- 銀行口座から預金がすべて消えていた。
- 銀行に調査によると、京都市納税課から差押えがあったと判明。
- 被害者Aさんは京都に住んだことはなく、身に覚えがない。
- 京都市納税課に電話すると、同姓同名で差押えが間違いであったことが判明。
- 電話口で「すみません」と言われたのみだったため、京都市長宛てにクレームを入れる。
10月30日 被害者Aさん投稿
京都市役所納税課より連絡があり、その内容を簡潔に報告されていました。
- お金は返金しました。
- 信用情報などは自腹で調べてください。
- 差押取消通知書を出します。
- 今回の事案は軽微な内容のため、報道はしません。
- 本来差し押さえるべき人物(本当の滞納者)に出した封筒を回収しました。
- 封筒は開封されていました。
- 封筒の内容は、被害者Aさんの氏名、住所、銀行名、口座番号が記載されている。
- 封筒が開封されていたが暗いから相手は細部まで見ていないと思う。(⇦ なにそれ?ちょっと意味がわからない!?)
- 個人情報流出の事案には該当しない。
- 補償はしない。

この投稿が事実であるという前提で。
あまりにひどい対応だったため、被害者のAさんはこの投稿を【拡散希望】とされていました。
10月31日 被害者Aさん投稿
京都市役所が報道発表をいたしました。
本件につきましては、私一人の力では闇に葬られる事案を、皆様のお力添えのおかげで、報道発表される事になりました。
誠に感謝いたしております。
今後、個人情報流出に関して京都市役所と協議したい所存です。 pic.twitter.com/7G9HuOrAHu
— ケイ@湘南国際マラソン (@katy1205y) October 31, 2025

一番恐ろしく感じたのは、直接クレームを入れただけでは「情報漏洩とは認めず、口頭の謝罪のみ」で終わっていた可能性があるということです。
SNSで拡散して事を大きくしたことによって、やっと個人情報漏洩を公に認めて、今後の対応を協議していく流れになっていますよね。
京都市役所 同姓同名別人の口座差し押さえ2つの問題点!

京都市納税課の口座誤認差押えの件では、2つの重大な問題が含まれています。
- 同姓同名の別人の口座を間違って差押え。
- 個人情報(口座番号、氏名、住所など)の情報漏洩。

この2つの何が問題なのか?
考えられる影響と対応策についてもう少し詳しく説明しますね!
1. 信用情報の問題
誤って差し押さえられた男性(Aさん)の信用情報に、悪影響が出ないように対応をしてもらう必要があります。
謝って差し押さえられた銀行口座が、金融機関内部で『問題のある取引』として記録されたりする可能性はゼロではないですよね。
もし将来的に、この銀行で融資やサービスを申し込む際に、過去の記録を理由に不利な扱いを受けないかという点は、京都市や金融機関にしっかりと確認して、記録の完全な抹消を行っても売らう必要があります。
2. 損害賠償

「誤認差し押さえ」と「情報漏洩」の両方について、京都市に対して損害賠償(差し押さえ額の返還、慰謝料など)を請求できる可能性が高いです。
2025年10月31日現在の報道では『事実の公表と謝罪』までにとどまっていますが、今後は次のような内容を進めていくものと考えられます。
- 原因究明と再発防止策
- 被害者への損害賠償や慰謝料など

最終的にどのように決着するのか、今後も注視しておきたいと思います。

 
  
  
  
  
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