なぜ？徳島デイサービスForYou営業休止の理由は不正？豊結会 社長は誰？名前や経歴は？

徳島県内で豊結会・ForYou（フォー・ユー）グループが運営する障害児の放課後デイサービス施設が、突然 ”営業休止” を通知したというニュースが話題となっています。

 

徳島市内で、放課後デイサービスを３ヶ所運営しており、高齢者デイサービスも運営するという大きな会社で、『ForYou体操』なども発信しており、地域に密着した施設を運営していたようです。

 

 

障害児放課後デイサービス３ヶ所で約130人の利用者がいたというそうですが、報道によると12月8日に会社役員が施設職員に「12月13日をもっていったん休止するため、文書で保護者に通知してください」と指示。

 

 

 

 

 

その時に職員に説明した内容は、「急きょ職員が多数退職するため」と話していたそうです。

 

 

11月11日には、施設側は「希望退職者を募っていた」そうで、その時に社長は「不正が発覚して県の監査が入った」という内容の説明をしていたとの報道もありました。

 

 

 

 

について調査しました。

 

 

 

なぜ？徳島デイサービスForYou営業休止の理由は不正？

 

不正請求があった？

 

 

今回報道されているのは、障害児の放課後デイサービスですが、豊結会・ForYou（フォー・ユー）グループが運営している介護保険サービス（通所介護・訪問介護）で不正請求と行政処分が確定されています。

 

 

処分が行われたのは2025年11月頃で、

 

 

この介護保険サービスにおける不正請求によって、事業所は６ヵ月間の営業停止処分を受けています。

 

 

今回問題となっている障害児の放課後デイサービスの事業休止について、具体的な不正内容はわかっていませんが、

 

児童デイサービスの事業においても、介護報酬と同様の人員配置や加算に関係する不正請求があった可能性が考えられそうですね。

 

 

 

 

休止の通知期間が短すぎ？

 

児童福祉法では、事業の休廃止の１か月前までに県に届け出が必要と決められています。

 

また、職員に対しても、会社都合による解雇や休業の場合は、事業者は従業員に対して30日前に事前通告を行う必要があります。

 

今回の件では、事業の休止について徳島県（行政）への事前届け出がなかったことは大きな問題になっています。

 

従業員に関しては、労働基準監督署と行政が連携して調査や指導を行っていくことになるかと思われます。

 

業種違いで同様の経験がありますが、こちらの問題も時間がかかるだろうと思っています。

 

 

 

 

豊結会ForYou社長は誰？名前や経歴は？

 

株式会社 豊結会・ForYouo（フォー・ユー）グループの社長は、上田裕久さんです。

 

 

 

徳島県作業療法士協会の会長を務めていたこともあり、日本作業療法士協会の理事にも就任されています。

 

 

元々はリハビリの専門職（作業療法士）として、徳島県内の病院に勤務されていた経歴があります。

 

その後、専門学校の教員として作業療法士の育成にも携わっておられました。

 

2010年に、従来のレクリエーション中心だったデイサービスの形態に疑問を持ち、リハビリテーションに特化したデイサービスセンター『ForYou』を立ち上げることになったそうです。

 

その後、訪問看護や児童デイサービスなど、高齢者デイサービス事業だけにとどまらず、支援が必要な人や場所に事業の幅を広げていきました。

 

『ForYou体操』なども発案し、2018年、音楽と健康アワード「音楽と健康アワード」で最優秀賞を受賞した経歴もありました。

 

 

 

 

上田裕久社長の経歴からは、

• 地域社会の福祉に貢献
• 全国的な専門職団体（日本作業療法士協会）でもリーダーシップを発揮

実績と専門性を兼ね備えた優秀な経営者という人物像が見て取れました。

 

 

なおさら、今回の突然の事業休止と法廷手続きの不備という事態について、これまで築き上げてきた信用や経歴とのギャップが大きく「いったい何があったのだろう？」と疑問が募る形になりました。

 

 

 

 

まとめ｜なぜ？徳島デイサービスForYou営業休止の理由は不正について

 

今回の障害児デイサービスの休止の報道を見て、不可解に感じるのは、運営側は11月に職員へ希望退職を募っているのに、その後「人員不足」を理由に事業を休止するとしている点です。

 

人員不足は自然発生的に起きたものではなく、事業者自身の判断によって生じた側面があるように見えます。

 

 

このような経緯を踏まえると「人員不足によって続けられない」という説明だけでは納得できないという気持ちが残ります。

 

 

また一方で「不正発覚」の話も出ていたと報じられているのに、それらについては明確な説明がないまま突然の休止になってしまっているため、もっと根本的な問題が別にあったのではないかという疑念が残ってしまいます。

 

 

障害児デイサービスは、子供たちとその家庭の日常を支える重要な社会的役割を担っていることもあり、突然の休止は、保護者や子どもたちの生活に直接的に深刻な影響を与えることになってしまいます。

 

 

 

 

それにも関わらず、十分な準備や代替支援の調整が見えないまま、短期間で休止が決められたように感じる部分があり、

 

ForYou（フォー・ユー）を利用していない人たちからも「自分が利用している施設が突然同じことになったらどうしよう」という不安から、他人事ではないと感じる人も多く注目されているのだろうと感じました。

 

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。