こんにちは、ピンキーです!
兵庫県弁護士会が、神戸市中央区にある『セントラル法律事務所』に所属する岡田清人(おかだ きよと)弁護士が、依頼者から預かったお金の返還に応じていないという疑いがあるため、綱紀委員会(こうきいいんかい)が調査しているという内容を公表しました。
この記事では、
について知ることができます。
今回、岡田清人弁護士が預かったのに返さないとされる金額は、約9,500万円とかなり大きい金額です。
本当にこの金額を横領などの不正に取り扱ったということになれば、処分は免れないことになりますが・・・どのような結果になるのでしょうか。
岡田清人弁護士の預り金は約9,500万!?
そもそも、岡田弁護士は遺産分割のために遺言を実行する『遺言執行者』として、約9,500万円を預かっていたとされています。
ところが、そのお金を相続人に配りませんでした。
もちろん相続人は配るように求めますが、その求めにも応じなかったそうです。
そこで相続人は、綱紀委員会に、岡田清人弁護士を調査するように依頼したという流れになったようです。

綱紀委員会(こうきいいんかい)とは・・・
弁護士会に設置される委員会。
弁護士さんがルールを守って仕事をしているかをチェックするところだよ!
今回は、遺産相続の相続人(依頼人)から、弁護士会に岡田弁護士に対する懲戒請求書が【5月】に提出されたことで調査されることになりました。

「岡田弁護士は預かったお金を勝手に使っているかもしれません。きちんと調べて罰してください」と弁護士を監督する弁護士会に調査依頼が来たということですね。
しかも4月以降は連絡も取れない状態が続いていたそうです。
兵庫県弁護士会は、懲戒請求を受けて、岡田弁護士と面談をしようとしたもののそれに応じなかったそうで、綱紀委員会が調査を始めたそうです。
すると岡田弁護士からファックスで「預かり金、着手金の返還を進めている」と回答があったそうですが・・・
これで誰が納得するんですかね??
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岡田清人の大学や経歴は?
- 1984年10月 司法試験に合格(27歳)
- 1987年4月 司法修習修了。
- 1987年4月 弁護士登録(神戸弁護士会)
- 1987年4月 北山法律事務所勤務。
- 1999年5月 セントラル法律事務所を設立(神戸市)
- 2005年4月 兵庫県弁護士会副会長就任。
神戸市のセントラル法律事務所のホームページや岡田清人弁護士に関する詳細な情報が見つかりませんでした。
普通、法律事務所のホームページに掲載されていると思うんですが・・・
元兵庫県弁護士会副会長までされていた方の情報が全然見つからないのは違和感があるんですよね。
岡田清人の弁護士資格はどうなる?
現段階では、調査結果が出ていないため、弁護士資格がどうなるかは全くの不明です。
ただ、調査結果が悪い方向に出たとしても必ず、弁護士資格が剥奪されるのかというとそうでもなさそうです。
弁護士資格が剥奪されるのは、非常に重大なケースの場合で、
- 紹介処分による「除名」
- 刑事罰による「欠格事由」
となっていました。
不正行為などで弁護士会が懲戒処分を行った場合、その中で最も重い処分が「除名」になります。
除名処分を受けると、弁護士としての身分を失い、さらに3年間は弁護士となる資格も失います。

たった3年で再登録できるってなんか軽くない??
「禁固以上の刑罰を受けたものは、弁護士となる資格を有しない」と弁護士法で定められています。
なので、弁護士が、執行猶予付きの判決を含む「禁固以上の刑」を言い渡された場合、自動的に弁護士資格を失い、登録が取り消されることになります。
まずは、綱紀委員会の調査結果が発表されるのを待ちたいと思います。
まとめ|岡田清人の大学や経歴は?弁護士資格はどうなる?遺産預り金9500万はどこに?
現在、綱紀委員会が調査中の段階での発表だったため、結果は後日正式に公表されると思いますが、今のところ返還には応じず、連絡も取れない、弁護士会の調査にも対応しないとなれば、怪しさと不誠実さしか感じられません。
調査結果によっては、刑事事件などに発展する可能性がありますよね。
今後の動向も注視していきたいと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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