こんにちは、ピンキーです!
本日は『月曜から夜ふかし』の ”ご当地問題” シリーズでめちゃくちゃ気になる問題があげられていました。
関西圏に住んで長いですが、今まで一度もそんな話を聞いたことがありません。
奈良に知人もいますが、一度たりともそのような話は聞いたことがありませんでした。
奈良は大好きですが、もしそんな地域があるなら、愛犬家の私としては「そんな町村に絶対住めないよ~(´;ω;`)」という感じです。
反対に、犬がどうしても苦手で「できるだけ道端でも出会いたくないよ~( ;∀;)」という方も知りたい情報かもしれませんね!
その他、全国で奈良以外にも『犬を飼ってはいけない町』があるのかどうかについても調べてみると・・・知らなかっただけでいくつか見つけることができました。
この記事では、
について知ることができます。
奈良や長野・北陸の具体的な場所はどこで、なぜ犬を飼ってはいけない町や村になったのかなど理由やエピソードについて気になる方は、ぜひ最後までご覧くださいね。
奈良|犬を飼ってはいけない町村はどこ?理由はなぜ?
理由:犬を飼うと祟りがある
奈良県の吉野町国栖(くず)の一部にある「犬塚」がある集落(窪垣内)には、古くから「犬を飼うと祟りがある」というような言い伝えがあるそうです。
なぜそのような言い伝えが残されているのでしょうか?
奈良県の吉野町国栖に伝わるエピソード
「犬塚」がある集落(窪垣内)に残る「犬を飼うと祟りがある」というような言い伝えは、
672年に起こった『壬申の乱』(じんしんのらん)にまつわる悲しいエピソードが由来になっていました。
① 壬申の乱
『壬申の乱』で大天野王子(おおあまのおうじ)・後の天武天皇は、皇位継承をめぐる争いで劣勢となり、吉野の国栖の里へ逃れてきました。
② 大海人皇子(天武天皇)の逃亡
追っ手が迫る中、国栖の村人(※老夫婦の舟渡し守の説もある)が、大海人皇子を河原にあった船を逆さにしてその中に隠しました。
③ 犬が発見!?
追っ手が連れていた犬(※大海人皇子の愛犬 ”カグハナ” だった説もある)が、隠れている船の周りを嗅ぎまわって吠え始めました。
④ 村人が犬を・・・
このままでは、大海人皇子が見つかってしまうと判断した村人は、とっさの機転でその犬を石で叩き殺し、大天野皇子の命を救いました。
⑤ 「犬塚」に埋葬
大天野王子は救われたものの、犬を哀れんだ村人たちが、その亡き骸を丁寧に葬りました。
犬が葬られた場所が『犬塚』と呼ばれるようになりました。
このような出来事から、「祟り」や「犬への哀悼の念」から、「犬塚」がある集落(窪垣内)では、それ以来犬を飼わないという習慣が定着したと伝えられているそうです。
その時に村人(翁)が犬を叩いた石は『御霊神社』に奉納されていて、御霊神社には ”狛犬”(こまいぬ)がいないそうです。
長野|犬を飼ってはいけない町村はどこ?理由はなぜ?
理由:狐(きつね)のため
長野県の筑北村(ちくほくむら)の青柳地区では「犬を飼ってはいけない」という言い伝えや歴史的な経緯がある場所として知られています。
昔から「狐」を神様として大切にしてきた地域で、狐(きつね)のために犬を飼わないという風習があると言われています。
この地域では、諏訪御柱大祭の翌年に『狐の嫁入り』という変わったお祭りが行われるそうです。
北陸|犬を飼ってはいけない町村はどこ?理由はなぜ?
「犬を飼ってはいけない村」を検索すると『北陸』や『富山』などが検索されていたので調べてみました。
しかし、特定の場所や地域・言い伝えなどの情報は見つけることができませんでした。
北陸地方には『坪野鉱泉』(つぼのこうせん)という心霊スポットとして超有名な「廃ホテル」があります。
そのため多くの都市伝説や噂が生まれているため、噂の1つとして『北陸』や『富山』が検索されている可能性がありそうですね。
まとめ|奈良以外にも?犬を飼ってはいけない町村は長野や北陸にもある?【月曜から夜ふかし】
今回は、奈良や長野・北陸の具体的な場所はどこで、なぜ犬を飼ってはいけない町や村になったのかなど理由やエピソードについて調査しました。
- 奈良|犬を飼ってはいけない町村は奈良のどこ?
- 長野|犬を飼ってはいけない町村は長野のどこ?
- 北陸|犬を飼ってはいけない町村は北陸のどこ?
どの地域においても、法律や条例によって「犬を飼ってはいけない」と明確に決められているという事ではありませんでしたが、
言い伝えを知るとその地域の人が犬を飼うことを避けていた理由がわかる気がしますね。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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