こんにちは、ピンキーです!
本日は『ザ・ノンフィクション』で取り上げられた松浦未来さんについて紹介していきたいと思います。
松浦未来さん(38歳)は、大阪刑務所の塀の前で”出待ち”をする男性として知られています。
刑期を終え、出所する元受刑者に声をかけるためです。
松浦さんは、元受刑者の社会復帰を手助けするために『TSUNAGU』というグループホームを経営する社長でもあります。
そんな松浦未来さん自身もまた、犯罪を犯し逮捕歴の過去があり、壮絶な人生を歩んでこられたそうです。
この記事では、松浦未来さんは一体何者でどのような人生を歩んでこられた方なのかや、現在妻や子供など家族はいるのかなどについて調べてみました。
この記事では、
について知ることができます。
ぜひ最後までご覧くださいね!
松浦未来wiki経歴プロフィール!刑務所で出待ちする理由
松浦未来さんの生い立ちやプロフィールなど背景を知る事で、刑務所で出待ちをすることになった理由も理解できるのではと思い調べてみました。
現在は、大阪市東淀川区でNPO法人を立ち上げ、元受刑者の更生を支援するグループホーム「TSUNAGU(つなぐ)」を経営する社長さんですが、過去に薬物関連の前科があり、複数回逮捕されています。
幼少期が人生の原点?
松浦未来さんの生い立ちや環境は、決して恵まれたものではありませんでした。
大阪の有名な風俗街・飛田信知で働いていた母親の悌子(なおこ)さんの影響は大きかったようです。
幼少期には決まった「お父さん」はおらず、留置所への面会は日常的という生活を送っていました。
中学生でホストクラブへ
中学3年生(14歳)から、大阪のミナミ(難波や心斎橋周辺のこと)のホストクラブで働きはじめました。
その頃に、薬物の密売人と知り合い、テレビや映画に出てくるようなギャングスタ―に憧れ、一攫千金を夢見て密売人との関係が出来上がっていきました。

まるでドラマや映画のような人生ですが、リアルだとかなりヤバい状況です・・・
28歳で逮捕
覚せい剤の密輸などで逮捕されたのは2015年、28歳のとき。
松浦さんの壮絶な人生の中でも、その年は幸せな出来事が起こった年でもありました。
当時の彼女(現在の妻)から妊娠報告があったばかりだったのです。

おい!嫁さんと子どもどうすんねん!!
最終的に懲役4年8か月の判決が下された松浦さんは、妻の妊娠・出産中は刑務所の中。
自分の幼少期と重なり「子どもには自分と同じ道を歩ませたくない」という強い思いにかられ、子どもとの面会は拒否していたそうです。
収監先は、身体的疾患や精神疾患を抱える受刑者で、より専門的な医療や看護が必要な受刑者を収容する「大阪医療刑務所」だったそうです。
松浦未来に妻や子供など家族はいる?
松浦未来さんに妻・子供はいます。
2015年5月に一緒に暮らす彼女(現在の妻)が妊娠。
うれしくて、彼女のために朝食を買いに自宅を出たところ、近畿厚生局麻薬取締部に逮捕されることとなりました。
接見禁止が付き、弁護士以外とは会えない日々が続きます。
その間に、松浦さんの母親である悌子(なおこ)さんは、妊娠中の彼女(嫁)に「こんな息子の子では幸せになれないから、無理して出産する必要はない」と伝えたそう。
私が彼女の母親なら、娘の幸せを願って同じように言うと思います。
ただ・・・彼女は次のように答えたそうです。
「せっかくできた子どもですから、子どもと2人で出所を待ちます」

ただただ、妻の覚悟が凄い!!
つまり、松浦さんには、出所後に『待ってくれている家族』、『支えてくれる家族』 母親・妻・子供がいたということですね。
松浦未来さんにとってこの出来事が、現在のTSUNAGUの活動に繋がっていることがわかります。
ザノンフィクション!松浦未来のTSUNAGUとは?
大阪刑務所での出所者支援活動に取り組む松浦未来さんは、出所者が帰る場所がない場合に住む場所を提供する活動を行っています。
2023年4月に設立したNPO法人「TSUNAGU」は現在、精神障害者らの住居探しを支援するほか、大阪市東淀川区でグループホームを経営しています。
居住者のほとんどが大阪刑務所の満期出所者で、身寄りもなく「待つ人」も「頼る人」もいない人たちです。
TSUNAGUは、
- 住む場所に困る出所者に物件の紹介
- 生活のサポート
- 物件の契約や家賃の支払いを代行
することでスムーズな入居をサポートしています。
松浦さんは、出所者が住む場所を見つけやすくするために、物件のオーナーに電話をかけ、協力を求めることもします。
しかし、出所者を受け入れてくれる物件のオーナーは少なく、10件に1件の割合でしか話を聞いてもらえないという現実もあるそうです。

それもそのはずで、利用者のほぼ全員が ”再犯者” だといいます。
受け入れる側としてはトラブルになるリスクが高く、活動が厳しい現実も理解できます。
それでも松浦さんは諦めることなく、これまでサポートしてきた人たちは50人以上にのぼるそうです。
ただ辛い現実ですが、そのうち3人が再犯し逮捕されました。(※2024年3月現在)
再犯者の退去費用は松浦さんの会社が負担します。
松浦さんは再犯を防ぐため、出所者と直接会って話をするなど、熱心なサポートを続けています。

「強い想いや信念」と「周囲の協力」の両方が必要ですね。
松浦さんは、TSUNAGUを通して、1人でも多くの出所者が社会や人つながりをもち、社会復帰していくことを支援することで、ご自身も救っているのではないかと感じました。
まとめ|ザノンフィクション刑務所前の松浦未来wiki経歴&妻や子供など家族はいる?
今回は、大阪刑務所の塀の前で”出待ち”をする男性・松浦未来さん(38歳)について調査しました。
元受刑者の社会復帰を手助けするために『TSUNAGU』というグループホームを経営する社長でもあり、自身もまた、犯罪を犯し逮捕歴の過去があり、壮絶な人生を歩んでおられました。
- 松浦未来のwiki経歴プロフィール!
- 松浦未来に妻や子供など家族はいる?
- ザノンフィクション!松浦未来のTSUNAGUの評判は?
困難な生い立ちと環境から犯罪に手を染めてしまった経験のある松浦さんだからこそ、伝えられることがあるのだろうと感じます。
生まれた環境や生い立ちは自分で選べるものではありません。
そもそも犯罪に関わることなく人生を送っているのは自分の努力だけなのか?
生い立ち、国籍、性別など・・・自分では選ぶことのできないスタートラインの違いは関係ないとは言い切れないのではないでしょうか。
松浦さんはTSUNAGUで支援活動を通して「ご自身も救われている」そんな気がしました。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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