こんにちは、ピンキーです!
県立しまね海洋館アクアスで飼育されているシロイルカの『アンナ』と『アーリャ』の2頭が、
夏頃の出産を控えて、授乳トレーニングしているというニュースを見ました。
「そんなこともトレーニングするんやなぁ」と思いつつシロイルカについて調べてみると、
シロイルカにそっくりなベルーガやスナメリの画像が出てきました。
「全部一緒に見える・・・」
アイドルの区別にも時間がかかるお年頃になってきていますが、そんな私でもシロイルカたちの違いを見分けることができるのでしょうか??
この記事では、
✅それぞれの見分け方
✅どこの水族館にいけば会える?
について知ることができます。
自分で違いがわかるようになると、水族館の楽しさも倍増すること間違いなしです!!
ぜひ最後までご覧いただいて、水族館に会いに行った時に見分けることができるかどうか確認してみましょう!!
シロイルカ・ベルーガ・スナメリの違いは?
『シロイルカ』と『ベルーガ』は同じです。
『ベルーガ』はロシア語の呼び方で、ロシア語で『白い』という意味の言葉『ベールイ』に由来しているそうです。
英語名も『beluga whale(ベルーガ ホエール)』という呼び方をします。
『シロイルカ』という呼び方は日本語の名前になります。
なので、呼び方の違いというだけで、同じ動物のことを意味しています。
では、シロイルカ(ベルーガ)とスナメリの違いは何なのでしょうか?
それを知るためには、
『シロイルカ(ベルーガ)』と『スナメリ』について
それぞれどんな特徴や生態があるのかを知る必要がありますね。
それでは紹介していきたいと思います!!
シロイルカ(ベルーガ)の特徴
シロイルカ(ベルーガ)はクジラの仲間で、体長は大きく、4m~5mほどあります。
見た目が白くイルカに似ていることから『シロイルカ』とも呼ぼれています。
ただし、シロイルカの赤ちゃんは灰色をしています。
夏頃に生まれてくるシロイルカの赤ちゃんの色にも注目ですね!!
胸ビレは短く、先の方は丸みを帯びているのも特徴的です。
高く澄んだ鳴き声が綺麗なことから『海のカナリア』ともよばれています。
この声で群れの仲間と連絡を取り合うため、遠くまで聞こえるそうです。
前頭部のふくらみは『メロン』
頭の前の部分がぷっくり膨らんでいるのが特徴的ですよね。
『メロン』と呼ばれる脂肪組織で、ぷにゅぷにゅしています。
北極などで流氷にぶつかったときにクッションの役割を果たしてくれるそうです。
うまいことできてるんですね。
見たまんま形が果物のメロンに似ているということから前頭部がメロンと呼ばれているそうです。
そのままなので覚えやすいですね。
このメロンは仲間とコミュニケーションをとる時などに音波をコントロールするための器官だそうで、
とても重要な場所のようです。水族館のガラスに頭を押し付けて遊んでいる?ようなことがありますが、
そんな大事な器官だということを知ったら、今度から心配になってしまいます。
シロイルカ(ベルーガ)はなぜ白い?
自然界では、北極や流氷があるような『白い世界』で生活しています。
カラダが白い方が周囲の白い世界とカラダが馴染むので目立ちにくい。
そのため危険から身を守るための保護色になっています。
スナメリの特徴
スナメリはイルカの仲間ですが、他のイルカと違ってとても小さいという特徴があります。
大人になっても大きさは1.5m~2mくらいにしかなりません。
シロイルカ(ベルーガ)と比べると1/2~1/3程度の大きさしかないので、大きさで両者の違いが明確ですね!!
また、スナメリの色は灰色なので色の違いでもわかりやすいです!
スナメリとシロイルカが似ている理由
スナメリは大人も子どもも灰色です。
そして、シロイルカ(ベルーガ)の赤ちゃんは灰色でまだサイズも小さいので、
「スナメリとシロイルカ(ベルーガ)が似ている」と言われる理由の一つになっているのかもしれませんね。
胸ビレは長くて先が尖った形状になっているのが特徴です。
また、日本や中学・インドの海岸などに生息しており、
シロイルカ(ベルーガ)と違って暖かい海域に住んでいます。
シロイルカ(ベルーガ)とスナメリの違いをまとめると・・・
- シロイルカは前頭部がふくらんでいる。
- シロイルカの方がスナメリの2~3倍大きい。
- シロイルカは真っ白でなのに対し、スナメリは灰色。
- ただし、シロイルカの赤ちゃんは灰色なのでスナメリに似ている。
- シロイルカの胸ビレは短く先が丸みがある。
- スナメリの胸ビレは長くて先が尖っている。
シロイルカ(ベルーガ)はどこの水族館にいる?
ベルーガくん頑張っております😊
38年ぶりの鴨川シーワールド
なかなかに楽しいです pic.twitter.com/BV122TysmD— す〜さん🍄 (@n1mo_j) May 28, 2024
シロイルカ(ベルーガ)がいる水族館は全国でも4ヶ所しかありません。
シロイルカ(ベルーガ)がいる水族館
- 横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県)
- しまね海洋館アクアス(島根県)
- 鴨川シーワールド(千葉県)
- 名古屋港水族館(愛知県)
スナメリはどこの水族館にいる?
スナメリに赤ちゃんが誕生しました!
詳しくはコチラhttps://t.co/24DSPz40kU pic.twitter.com/TftudhnCZv— 鳥羽水族館(TOBA AQUARIUM) (@TOBA_AQUARIUM) June 6, 2022
スナメリは日本も生息域となっており、東京湾、名古屋湾、大阪湾などにもいる身近な生き物です。
そのためか多くの水族館にいるため、全国にある6ヶ所の水族館を紹介したいと思います。
スナメリがいる水族館
- 仙台うみの杜水族館(宮城県)
- 南知多ビーチランド(愛知県)
- 鳥羽水族館(三重県)
- 宮島水族館(広島県)
- しものせき水族館海響館(山口県)
- マリンワールド海の中道(福岡県)
まとめ|シロイルカ・ベルーガ・スナメリの違いは?どこの水族館にいる?
シロイルカとベルーガは呼び名の違いで、同じ生物のことを指していました。
シロイルカ(ベルーガ)とスナメリの違いは、
- シロイルカは前頭部がふくらんでいる。
- シロイルカの方がスナメリの2~3倍大きい。
- シロイルカは真っ白でなのに対し、スナメリは灰色。
- ただし、シロイルカの赤ちゃんは灰色なのでスナメリに似ている。
- シロイルカの胸ビレは短く先が丸みがある。
- スナメリの胸ビレは長くて先が尖っている。
残念ながら、シロイルカ(ベルーガ)とスナメリが両方みられる水族館はなかったので見比べることはできませんが、
それぞれ特徴があったので、次に水族館で会った時は見分けがつきそうですね!!
ちょっと話は変わるんですが、今回記事を書きながら、
子どもの夏休みの自由研究のテーマにもよさげだなあという感じがしました。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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