こんにちは、ピンキーです!
今、東京都内の小中学校で「上履き廃止」が導入されている学校が急増しているそうです。
すでに東京の港区にある公立小学校19校のうち18校は「一足制」だそう。
学校へ行ったらまず靴箱に行き、上履きに履き替えるのは当たり前の時代に育ちましたが、学校文化もまた時代とともに変化してきているようですね。
一番最初に気になったのが「雨の日どうするの?」ということです。
雨の強い日は長靴を履いていく日もありましたし、靴で行ったとしても学校に着くころにはドロドロですよね。
そうなると衛生面もますます気になってきます。
この記事では、
✅上履き廃止「一足制」のメリットは?
✅上履き廃止「一足制」のデメリットは?
について知ることができます。
これらのことが気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
上履き廃止「一足制」は雨の日どうしてる?
上履き廃止で一足制になった学校の子どもたちは雨の日どうしているのか?
それは、一足制の学校は靴箱がないため、長靴でもドロドロでも一日中ずっとそれで過ごすしかありません。
雨の日は、履き替える靴下とスニーカーを持たせていたという人もいましたが、荷物が増えて邪魔になるため続かないようです。
梅雨の時期で毎日雨続きだと、何足スニーカーを準備しておけばいいのやら・・・という感じになりますね。
雨の日対策として多くの人がやっていたのは、防水・撥水スプレーを靴に吹きかけておくということでした。
使ってみるとめちゃめちゃ便利で「もっと前から使えばよかった」と思ったほどです!!
靴以外にも、コートやバッグにも吹きかけることができるのでお勧めです!!
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上履き廃止「一足制」のメリットは?
上履きに履き替えることは当たり前の時代から、急速に上履き廃止が進んだ背景には、上履き廃止のメリットがあるはずです。
上履き廃止「一足制」のメリットは一体何なのでしょうか?
メリット① 足の健康への影響
外靴に比べて上履きはサポート力が低く、足の成長を妨げる可能性があるということや、O脚やX脚の原因の可能性があるとも言われています。
上履きを廃止し、足に合った靴を履くことで、足のアーチ形成や正しい歩行・姿勢などの習慣を促すことが期待できます。
メリット② 衛生面の問題
上履きは毎日洗うということは難しく、雑菌が繁殖しやすい環境になりがちです。
定期的に家に持ち帰り洗うことが推奨されていましたが、持ち帰らないクラスメイトも確かにいました。
上履きを廃止することで雑菌の繁殖を抑え、衛生的な環境を保つことができるというわけです。
メリット③ リスクの回避
学校の靴箱は、飲食店や入浴施設のように靴箱にカギがついているわけではありませんよね。
むき出しの靴箱で、決められた位置に自分の上履きと下履きを置いておくわけですが、その保管や管理が煩雑で、紛失や破損のリスクが常にありました。
上履きを廃止することで、これらのリスクを回避することができます。
メリット④ 学校の負担軽減
上履きの管理や清掃は学校側の負担となっており、上履きを廃止し一足制にすることで、業務効率化を図ることができます。
メリット⑤ 保護者の負担軽減
保護者からすると、毎週持ち帰りの上履きを洗うのって手間ですよね。
また子どもの成長は早く、足のサイズが変わるたびに、外靴と上履きの両方を買い替える必要がでてきます。
上履きが廃止され一足制になると経済的な負担も減るという意味でも保護者の手間や経済的負担軽減になることが考えられます。
上履き廃止「一足制」のデメリットは?
「一足制も悪くなさそう」そう感じた方もいると思いますが、ここでは、一足制になると考えらえれるデメリット5つについて紹介しています。
デメリット① 衛生面の問題
上履きを廃止すると、外靴のまま校舎内に入ることになるため、砂や泥・花粉などが持ち込まれやすくなります。
アレルギーの子どもが増えている中で、校舎内の清掃回数を増やすなど、衛生管理面には今まで以上に気を遣う必要があることが考えられます。
デメリット② 安全面の問題
履きに比べて外靴は上ソールが硬く、滑りやすい場合があるため、校舎内で走ったりすると、こけて怪我をするリスクが高まる可能性があります。
上履き廃止で一足制にした場合は、保護者は滑りにくい外靴を選ぶ必要があるかもしれませんね。
デメリット③ 足の健康への影響
上履きに比べて外靴は通気性が悪い場合があり、足が蒸れやすいことが考えられるため、水虫や足の臭いの原因になる可能性があります。
足の健康状態を家庭や学校で定期的に確認する必要があるかもしれませんね。
デメリット④ 学校の負担増加
上履き廃止になると、教室など校舎内の清掃や管理の負担が増加する可能性があります。
校舎内を綺麗に保つためには、清掃頻度を増やすなどの人的な負担や、校舎の床を汚れにくいものに変えるなど金銭的な負担が増加することが考えられます。
それらの負担の一部を各家庭が担わないといけない可能性もあるかもしれませんね。
デメリット⑤ 文化的な問題
上履きに履き替えることは、これまでの日本の学校文化の1つと言えます。
そのため、上履き廃止そのものに抵抗感を持つ人もいるかもしれません。
賛否両論が出るのが前提で、上履き廃止の理由や目的を保護者に説明する必要はありそうですね。
上履き廃止「一足制」が進む学校&廃止する学校 それぞれの理由
東京都の港区などでは急速に一足制が進んでいるそうですが、兵庫県神戸市では、反対に一足制から上履きありに変更しつつある流れがあるそうです。
それぞれの学校にはそれぞれの理由がありました。
東京都内の一足制が進んでいる理由は次のように語られていました。
- 子どもの数が増えているため、スペースを確保する必要があった。
- 周辺道路は土の道が少なく、校庭は人工芝であるため、汚れを持ち込みにくく汚れにくい環境だった。
また、一方で、もともと欧米文化になじみがあり一足制が多かった兵庫県神戸市では、教師が負担してきた清掃の業務効率化を図るために、上履きが復活しつつあるそうです。
まとめ|一足制は雨の日どうしてる?上履き廃止のメリット・デメリットを調査!
一足制のメリット・デメリットを見ていくと、どちらの意見も納得できる部分がありましたね。
学校以外の場所では、上履きに履き替える施設は昔に比べて少なくなっています。
確かに近所のクリニックも昔は軒並みスリッパに履き替えだったのに、今は外靴でOKなところが増えたように感じます。
しかし、上履きの廃止には賛否両論があり、学校や地域によって判断が異なるため一足制にするかしないかは一様に決められることではなさそうです。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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